
インシデントとは
インシデントとは
”何らかの問題が発生し、あと一歩で事件や事故につながりかねない状況のこと”
を指す。
”インシデントレポート”はその報告書のことである。
発見者または当事者が記載し、
病棟、医療安全委員会に通り、再発防止に繋げられる。
インシデントレポートの目的
インシデントレポートの目的は
”事故当事者の個人的責任を追求するものではなく
収集した情報を分析し、医療事故防止の改善策を検討し実施する目的に使用する”
とされている。
要は
”詳細を分析して再発防止に努める”ってこと☝️

でも実際は、、
実はこのインシデントレポート
書かされていると思ってる人が異常なほどに多い。
ミスをして、
その「始末書📝」という認識があるのだろう。
・病院の備品を故意に破壊した💥
・寝坊を何度も繰り返した💤
・院内で喫煙した🚬
といったことは始末書案件だろうけど、
”人間はミスをするもの”であるため、
限りなくゼロにするよう努力はするものの
業務上のミスは仕方がない。

であれば
”どういう状況でミスが起きてしまったのか” を詳細に記し、
これを共有することで病棟全体・病院全体で注意を払うようになる。
もし同じ場面に遭遇した時に、これを思い出して防ぐことができる
これが最大の目的である。
大事なのは、、
医療の現場は常に”危険”と隣り合わせであり、
またその対象のほとんどが患者である👴
最悪の場合、命を落とす危険性すら孕んでいる。
世の看護師全員が、日々安全を意識し忙しく働いている。
しかし、
それでもミスは起こる💥
ミスを一切しない、完璧な人間はいない🙅♂️
人間はまだ機械🤖に支配されていないので、
100%安全に業務するのは不可能である。

安全を意識して業務した上で、ミスしたものはしょうがない。
大事なのはそのあと!
もう二度と、
”自分も”、”周囲も”
同じミスをしないような対策をしなければならない。
それがインシデントレポートである。

インシデントをすると、
「何やっちゃったの?😦」
「誰がやっちゃったの?😦」
と個人を特定し、
その後の眼差しはまるで”犯人扱い”😰
僕はこの風潮をなくしたいと思っている。
失敗しても周りからは責められることはなく、
「同じミスしないようにみんな気を付けていこう〜」
っていう環境がとてもステキ✨
確認を怠り、ミスし続ける奴にならなければいい‼️
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