看護師の”とどけるん”制度を知っているだろうか。
”とどけるん”とは、、
保健師・助産師・看護師・准看護師の免許をお持ちでその仕事をされていない方が、都道府県ナースセンターに届け出ていただく制度
のこと。
目的は、
看護職の離職者や、資格を持っているが現時点で看護業務に就いていない方の情報を把握し、
復職支援・就業支援を行うこと。
看護協会が出している公式の制度ではあるが、
認知度はそこまで高くはなく、
たぶん知らない人が多いかと思う。
この制度が世の中にもっと浸透していけば、少しばかり看護師不足の一時的緩和には繋がると思っている。
デイサービス等の小規模施設はスタッフの人数も多くはない。
体調不良で一人欠員が出るとその日の勤務は大変な事態となる。
そんな時、単発バイトのような形でスタッフを一時的に補う
という制度があったら良いなと考えた。
とどけるんはあくまでも
転職支援、復職支援
ではあるが、ここに一日単位の単発募集もあったらいい。
とどけるんの登録には、名前、住所、電話番号の他、免許の登録番号も必須入力。
看護協会が出している制度ということでもちろん受け皿もしっかりしている。
あとは、
🔹募集を出す施設が増えること
🔹単発求人があることを潜在看護師たちに広く知れ渡ること
ができれば、
👉施設側は、欠員補充ができて安全にその日の業務ができる
👉利用者側は、希望通り単発で業務に入れる
単発で業務をしてもしその職場が気に入れば就職という流れになるかもしれない。
WIN-WINである✨
ひとつ懸念点は、
単発ということで、仕事を依頼(教える)するのにも時間を要するってところ。
その辺は単発で来てくれた人にできることを考えて依頼するだろうし、
応募する側も全くの畑違いのところに応募するわけではないだろうからおおよその動きはわかるので大丈夫かもしれないが、、
少しばかり懸念している。
あとは
そもそも、単発求人はあるのか、、、
まずそこだよね。。
というわけで、
栃木県ナースセンター(看護協会)に問い合わせてみた。
すると、
”求人があれば単発の就業マッチングに対応している”
とのことだった。
また、
とどけるんの制度を正しく理解していれば、
とどけるんを広める活動をしてもいい
と返事をもらった。
看護師が、
より安全に☝️
より快適に☝️
仕事できるような活動をしていきたいと思います!
最後に、とどけるん制度のまとめ
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎
《とどけるんとは》
保健師・助産師・看護師・准看護師の免許をお持ちでその仕事をされていない方が、都道府県ナースセンターに届け出ていただく制度
のこと。
《目的》
看護職の離職者や、資格を持っているが現時点で看護業務に就いていない方の情報を把握し、復職支援・就業支援を行うこと。
《必須項目》
• 氏名、生年月日、住所
• 電話番号、メールアドレスなど連絡先
• 看護師・准看護師・保健師・助産師の免許の種類、登録番号、登録年月日
• 就業に関する状況(離職後、再就職予定、別分野勤務中などの状況)
《支援内容(届出をすると何ができるか)》
届け出ると、以下のような支援を受けられる可能性がある。
• ナースセンターから、 再就職・就業相談 や 研修・講習、情報提供などが受けられる
• eナースセンターに登録しておけば、求人情報を閲覧・応募できるようになる
• 離職者とナースセンターとのつながりを維持し、復職をサポートする体制がとられる
• 施設から代行届出をしてもらった場合でも、届け出た内容は個人の方に連絡され、支援を受けるのは本人へ行われる
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