
前回、「医療安全の歴史」のblogで、
”医療事故は起こりうること”
と記事を書いた。
まだ読んでいない方は以下参照
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医療安全の歴史
1999年 歴史的医療事故がきっかけで医療安全管理体制の整備が叫ばれた。この年は”医療安全元年”と言われている。 【歴史的な医療事故】《事例①》1999年 横浜の病院にて、肺の手術予定の患者と心臓の手術予定の患者を取り違えて手術をしてしまっ...
確かに、”起こりうること”なんだが、
”起こしていいもの”と混同してはいけない🙅♂️
看護師側も患者側もミスはなるべくしたくない(してほしくない)もの。
そこで今回はタイトルにある”ゼロ災の理念”について話していく💁♂️
ゼロ災の理念とは
1.ゼロの原則 2.先取りの原則 3.参加の原則
の3つで構成されている。
《1.ゼロの原則》
事故(災害)はゼロが理想であるが、実際には
「ある程度は仕方がない」と考えている。
これらが安全の徹底を阻んでいるため、この考えからの脱却が必要である。
➡︎職場や作業に潜む全ての危険を発見・把握・解決し、根底からミスをゼロにしていこう。
と言う考え☝️
《2.先取りの原則》
事故・災害が起こる前に、職場や作業に潜む危険の芽を摘み取り、安全を先取りすること☝️
ミスができない、ミスしようのない環境を事前に作ろうというもの。
《3.参加の原則》
職場や作業に潜む危険を発見・把握・解決するために、全員が一致協力してそれぞれの立場で自主的・自発的に問題解決行動を実践すること☝️

”起こりうること”ではあるが、
それを極力”ゼロ”に近づける努力は必要である。
起きてもいいという考えではなく、ゼロにしようという気持ちで
個人が仕事に向き合えれば、自ずと組織全体としてゼロに近づくのではないかと考えます💡
みんなで頑張ろう👍

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