針刺し事故について

医療安全

 

看護師のインシデントの一つに”針刺し”がある。

 

針刺しとは、

患者さんに使用した針を誤って自分に刺してしまうこと☝️

 

今は針刺し防止機能が付いている穿刺針が多いが、

それでも針刺し事故は起きているのが現状である。

 

ではどういった状況で刺してしまうことが多いのか。

 

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まずは部位。

最も多い部位は手である。

 

その他の部位として足があるが、

日本🇯🇵はアメリカ🇺🇸と比較して足への針刺しが多いとのデータがある。

 

これは針の落下によるものが原因だが、それに加えて足を覆うシューズを履いていないということも大きく関係している。

 

そのリスクを考慮するとやはりナースサンダルではなくナースシューズが望ましいということがわかる。

 

 

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針刺しが起こりやすい状況としては、

・針のリキャップ時

・血液や体液を容器間(主にシリンジ)で移動する時

・使用済みの針を専用の容器に廃棄しなかった時

 

が多い。

 

リキャップしてはいけないとはなっているものの、

やはりまだリキャップする人がいるのが現状。

 

またリキャップの有無にかかわらず、

針刺し事故を起こすのは経験が浅い看護師が多い

とのデータがある。

 

経験が足りないから仕方のない部分もあるが、

”注意すべきところ⚠️”という認識がおそらくまだあまいのだと考えられる。 

 

 

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針刺し事故を起こすと、傷ができる。

その裂創も良くないことなんだが、

その何十倍以上に恐ろしいのは言わずもがな

💥感染💥である。

 

 

一般的に、

B型肝炎の感染30%

C型肝炎の感染3%

HIVの感染0.3%

 

の確率で感染すると言われている。

 

危機意識を持って業務しなければいけない。

 

 

ちなみに、

身近なところでいうと、

インスリンの針はついたままでもキャップができてしまうから注意が必要である☝️

 

インスリン準備時、針を装着しようとしたら、前回使用した針が装着されたままであることに気付かず針刺ししてしまったという事例もある。

 

他人や、過去の自分は信じす

なんでも疑い、確認しながら業務をする癖をつけた方がいい。

時間はかかると思うけども。

 

これからも気を付けて仕事していきましょうね😌

 

 

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