今回のタイトルにある”心理的安全性”って言葉は聞いたことがあるだろうか。
心理的安全性とは、
組織やチーム全体の成果に向けた、
率直な意見、素朴な質問、違和感の指摘が
いつでも誰もが気兼ねなく言える状態
である。

以前、
Googleリサーチチームが
「効果的なチームはどんなチームなのか」
という研究を行った。
その結果は、、
「誰がチームのメンバーであるか」
よりも
「チームがどのように協力しているか」
が重要であることがわかった。
そんなわけで、心理的安全性の高いチームは
離職率が低く、収益性が高いと結論づけている。

その他、様々な学会誌の研究結果で、
・業績向上に寄与する
・イノベーションやプロセス改善が起きやすくなる
・意思決定の質が上がる
・情報・知識が共有されやすくなる
・チームの学習が促進される
といったように、ビジネスにおいて有効であるという証拠が報告されている。
また、ビジネスだけではなく医療現場においては、
心理的安全な医療チームは、
やり方への習熟が早く、手術の成功率が高い
と言う成果が示されている。
では心理的安全なチームとは具体的にどんなチームか、、
それは
メンバー同士が健全に意見を戦わせ、生産的で良い仕事をすることに力を注げるチーム・職場のこと☝️
この”意見を戦わせる”というのがなかなかに難しい。
意見したら嫌われるんじゃないか
それ本当に上手くいくの?と言われそうで提案できない
そんなこともわからないの?と言われそうで質問できない
多くの場合、⬆︎のような思いを抱き積極的意見ができないといったことが多いのが現状である。
ただ心理的安全性の高いチームはこれが全くない状態。
そりゃぁ成果を出せるわけだ。

本テーマ長くなってしまうので、
”その①”はここで終了。
次回、また続いていきます。
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